森下卓九段によるトークイベントの様子
子ども向けトークイベント
子どもたちへ向けた講演では、将棋の技術だけではなく、
・ルールを守ること
・お友達の対局に口を出さないこと
・「待った」をしないこと
・駒をきれいに片付けること
・規則正しい生活を送ること
・好きなことに全力で取り組むこと
など、将棋を通して人として大切なことをたくさん教えてくださいました。
普段は集中が続きにくい子どもたちも、身を乗り出すように真剣な表情で話を聞いていました。
講演後に子どもたちへ感想を聞くと、
・「僕たちにも丁寧な言葉で話してくれて、すごくうれしかった。」
・「とても優しく話してくれた。」
という声が多く聞かれ、森下先生の穏やかで温かな話し方に魅了された子どもたちがたくさんいました。
さらに印象に残った話として、
・「竹馬は得意だったけれど、そろばんと運動は苦手だった(笑)」
・「学校の勉強をあまりしなくてよかったなんて、うらやましい!(笑)」
など、子どもたちが親近感を持てるエピソードが印象深かった様子です。
また、
「奨励会ではなかなか勝てなかった時期があったけれど、ある時から勝ち続けられるようになった。」
というお話を聞いた子は、
・「自分もあきらめずに頑張ろうと思いました。」
と話してくれました。
子どもたちなりに、
「丁寧な生活を送ると、自然と丁寧な言葉遣いになり、それが丁寧な将棋にもつながる。」
そういう大切なことを森下先生のお姿から感じ取っていたように思います。
質問コーナーでは、
「強い棋士に共通することは何ですか。」
という質問に、
「将棋を大切にしていることです。」
と答えてくださいました。
さらに、お弟子さんの増田先生に
「羽生先生の将棋をすべて手で書き写し、すべて暗記しなさい。」
と教えられたというエピソードも披露してくださいました。
森下先生はさらりとお話しされていましたが、子どもたちは思わず
「えーーー!!」
と驚いた表情を見せていました。
棋士の世界の厳しさと努力の大きさを、子どもたちも強く感じた時間になったようです。
しっかり教わったことを実践していきましょうね。今月は丁寧に駒や椅子をしまう月間にしましたので、よろしくお願いいたします。


