「聴いて触って楽しむみんなのインクルーシブ将棋体験会」を終えて

8月1日に開催した「聴いて触って楽しむ みんなのインクルーシブ将棋体験会」では、障害の有無や将棋経験に関わらず、誰もが一緒に楽しみながらインクルーシブについて考える体験の場を目指しました。その目的は、十分に達成できたと感じています。

参加者はアイマスクを着用し、実際に触覚を使ったゲームを体験する中で、「どのような声掛けが安心につながるのか」「どうすればもっと使いやすくなるのか」を自然に考え、自ら工夫する姿が数多く見られました。

また、見える・見えない、子ども・大人、将棋経験の有無に関わらず、互いに気を配り、協力しながら笑顔で活動する様子が印象的でした。

体験を通して、誰もが一緒に楽しむための工夫や互いを思いやる大切さについて考え、インクルーシブへの理解を深める機会となりました。

「できないから入れない」のではなく、「どうやったら一緒にできるのか」を考えること。その小さな工夫の積み重ねが、誰もが安心して参加できる環境づくりにつながっていくのだと思います。

今後も将棋を通して、「どうやったら一緒に楽しめるのか」を考え、誰もが共に楽しめる環境づくりにつながる活動を続けていきたいと思います。

インクルーシブ将棋体験会の最後に感想を言う時間を設けたのですが、小学2年生の感想が素晴らしかったので紹介します。

「いかたこ将棋でアイマスクをしてみたら、眼が見えない人の気持ちが分かって、将棋を指すのが思ったより難しかった。なので、できる限り眼が見えない人をサポート出来たらと思いました。」

♪アンケートに回答いただいたものからの抜粋

「目が見えない人とも仲良くなれた」

「皆あらゆる垣根を越えて楽しんでいた。これで終わったらもったいないので、ひろめましょう。」

「わかりやすくすると、みんなでたのしめるからすごいとおもいました。」

「僕のおばあちゃんは、片目がほとんど見えなくなってしまいました。この将棋だと一緒にできると思いました。僕は将棋をいろんな人と楽しめるといいなと思っています。目隠しをしたら全然わからなくてびっくりしました。みんなが楽しめるようにするには、僕に何ができるかを考えようと思います。」

「アイマスクを付けると、駒の位置が全く分からず、不安になってすぐに外してしまいました。」

「目が見えない中で指すのはとても大変だろうと思いました。視覚の不自由な方たちに、今日のように実際に触れてもらえたら、楽しんでもらえると思いますので、また機会がありましたらよろしくお願いします。」

「目の見えない人とも一緒に将棋を楽しめてよかったです。」

「グラムというゲームで楽しく遊びながらインクルーシブについて学べたのが良かったです。」

「いかたこ将棋が普通の盤と違って、見た目もかわいく、いろんな人が楽しめると思いました。アイマスクをつけてやると盤面や相手の持ち駒の把握が難しかったです。」

♪親御さんからの感想

「子どもがいい経験をしてきたのを感じる。周りに気を配ることを学んできた。」

「父としては、若いうちにインクルーシブという考え方を体験させることが出来て良かったと思う。」

「良い経験となりました。視覚障害の方でなくても、幼児の入門にもいいと思いました。」