いっくんが入会してきたときは、あまりに小さくて、壊れてしまいそうなくらいでした。
あまり昔のことを言うと嫌がられてしまいますが、いっくんはいつも人見知りで緊張してしまい、毎回ぽろぽろと大粒の涙を流していました。
それでも毎回、将棋は好きなので来るのです。そして、誰かが目の前に座ると、静かにだまって大粒の涙を流すんです。
そして、泣きながらも勝つんです。
先生陣にいっぱいヨシヨシってされながら大きくなりました。
そしていつの間にか、いつもにっこにこのいっくんになっていました。
今では、周りにお友達がいっぱいです。教室のみんなの前でお話もしてくれます。
かわいいお顔だけは変わっていませんが、とても堂々としています。
そしてこの度は有段者になりました。小さい頃のいっくんを思い出すだけで泣けてきます。
りっぱになりましたね。
いっくん、本当におめでとうございます。
親御様からメッセージをいただきました。
「1級になりたての頃は平手も駒落ちも勝てず、教室で全敗して帰ってくる日もありました。ただ本人は落ち込むようなことはなく、詰将棋や実戦をコツコツと重ねることで、初段になることができました。これからも将棋にひたむきに、夢中のまま楽しんでほしいと思います。」
いっくんがインタビューに答えてくれました。
⑴いつから将棋を始めましたか?
年長の夏休みです。
⑵何年で有段者になりましたか?
2年9カ月です。
⑶1日どのくらいの時間将棋に向き合ってきましたか?
30分くらいです。土日はたくさん将棋をしています。
⑷将棋をしていて楽しい!と思うのはどんな時ですか?
強い人に勝てた時です。
⑸尊敬する棋士は?
藤井猛九段です。自分が振り飛車のファンだからです。
⑹好きな駒は?
歩です。と金になると強いし、取られても歩だからです。
⑺将棋以外で好きなことは?
ポケモンです。
⑻好きな教科は?
算数です。
⑼自分の良いところは?
将棋で不利な時に粘り強いところです。
⑽今年の目標は?
三段になることです。
⑾将来の夢は?
プロ棋士です!

