9月27・28・29日 教室の様子

教室にはたくさんの子どもたちが集まってきます。大人数でありながら、不思議とみんなとても優しく、思いやりのある子ばかりです。
その理由は、きっと「将棋」にあるのだと思います。なかなか勝てずに苦しむ時期があるからこそ、人の気持ちに寄り添えるようになるのではないでしょうか。

今週のエピソードをご紹介します。
先週、勝ちたいあまり自分の玉をワープさせてしまった子がいて注意をしました。今週、私はその子に「新しく入った子に優しく教えてほしいんだ。引き受けてくれる?」と頼んでみました。すると顔をキラキラさせて「任せて!」と答えてくれました。遠くから見守っていると、とても優しく教えていて、終わったあとに「教えてくれてありがとう!」と声をかけられた時には、その子の顔がさらに輝いていました。「また一緒に将棋を指したいと思ってもらえるのは嬉しいことだね」と伝えると、その子は「はい」と力強く答えてくれました。注意するだけでなく、信頼して任せることでよりよい結果につながるのだと実感しました。子どもは眼に見えるほどどんどん成長していくので、見守ることが本当に楽しくて仕方ありません。

28日

あゆが「先生、○○さんの桂馬が間違えて飛んだんです」って言ってきました。「あゆごめんね。その時に言ってくれないと終わってからじゃ先生どうにもできないな」って言ったらとても悔しそうに眼をぱちぱちしていました。そのあと悔しさをばねに連勝を重ねて、昇級まで行きました。手を取り合って喜んでいるときの写真もいただきました。あゆ、本当におめでとう!かっこよかったよ。

29日

ひいちゃんが塾を始めることになり、これまで通っていた土曜日と月曜日のうち、月曜日を辞めることになりました。みんな大ショック…。1年生のときに入会してから、いつの間にか「みんなの大好きなお姉さん」になっていたひいちゃん。最後は、ひいちゃんの好きなことをたくさん一緒にやろうね。また写真もたくさん撮ろうね。

 

 

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